家族葬にかかる費用と一般的な流れ

一般的な仏式のお葬式の費用には、通夜と告別式や火葬の費用、会場の使用料だけが必要だと思っている方も多いのですが、飲食代や僧侶へのお布施の他、返礼品代や人件費などが含まれます。このうち、僧侶へのお布施はお葬式の規模に関わらず同じです。会場の使用料は収容人数によって変わる可能性があります。飲食代や返礼品代、人件費はお葬式の規模によって最も大きく変わる部分です。通夜と告別式の費用はお葬式の内容によって違ってきます。

家族葬は一般葬に比べ参列者が少ないことが多いため、飲食代や返礼品、おもてなしの人件費などは安くなる可能性が高いです。場合によっては会場使用料も安くなる可能性があります。家族葬の内容は一般葬とほぼ同じであることがほとんどですが、祭壇などを設置しない場合には費用を低く抑えることも可能です。参列者の数にもよりますが、多くの場合、家族葬は一般葬に比べて費用は安くなります。

さらに費用を抑えたい場合には、自宅で家族葬を行うという方法もあります。会場の使用料や人件費がかからないことはもちろん、故人の思い出のつまった場所でゆっくりとお別れができることもメリットです。ただし、会場の準備が必要なため遺族の負担が大きいこと、近隣への配慮がいることなどデメリットもあります。自宅葬は少人数の場合におすすめの方法です。

家族葬も通常のお葬式と同じく、通夜と告別式の二日にわたって行われるのが一般的です。火葬は告別式の後に行われることが多いですが、東北の一部など火葬してから告別式を行う地域もあります。通夜と告別式の日程については特に決まりはなく、火葬場の空きと僧侶の都合を確認したうえで、参列者のスケジュールに合わせて決めることがポイントになります。

近年は告別式の当日、初七日法要を行うケースがほとんどですが、初七日法要を行うタイミングは地域により異なるため注意が必要です。関西では火葬後、いったん会場に戻ってから初七日法要と精進落としが行われます。これに対し、関東では式中初七日が一般的です。地域の風習についても事前に確認しておきましょう。